
楓大介(かえでだいすけ)教授。
1946年大阪市生。1965年日本写真専門学校(現・日本写真映像専門学校)卒業。歌舞伎役者中村翫雀、漫才師の故・横山やすし等のに密着したドキュメント写真を撮影。2006年『楓大介・桂ざこば「ワタシト…」動物たちのひそひそばなし展』(奈良市写真美術館)ほか展覧会多数。著書に『白洲正子の「かくれ里」を行く 楓大介写真集』他。日本写真映像専門学校特別顧問。2006年より現職。
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Works左から 写真集、雑誌表紙、レコードジャケット |
小学校1年生の時でした、、、奈良の若草山に遠足に行き、母親に借りたカメラで校長先生を撮りました。すると校長先生は、その写真を自慢げに「小学1年生の子が写してくれた」と言って、いろんな人々に見せ、僕のことも誉めてくれました。「僕は大きくなったら写真屋になる」、その時に人生は決まりました。誉めることにより、人の道がひらかれる、と考える日々です。
随分昔ですが、岩手県の寒村の小中学校の多数が給食も無く、お弁当も持って来れない現実を写真で訴えました。大きな反響を呼び、時の総理大臣、佐藤栄作の耳に入り現地視察に来て下さり、それから直ぐに給食が始まりました。
大学に教員として来る前は、広告写真、雑誌の写真等を撮影してきました、毎回違ったテーマです。その都度イメージを考え、調べものをしていかなくてはなりませんが、その都度に自身が知らない事を知りえる喜びがあります。
ものをつくるには、自然を知らなければならない、歴史や哲学を知らなければならない。更に、それぞれの国、地方で培われた人々の営みなど、多くの教養、知識を身につけないと、より良いものづくりは出来ない。でも一番大切なのは、、、「難しく考えないで明るく楽しく」ですよ!
僕はものをつくることに出会い、多くの素晴らしい友人たちを得ることができました。あと、お金も。お金は全部使っちゃいましたけどね(笑)